マンション・戸建てどっちが人気?

経年劣化の問題を防ぐ為
マンションの大規模修繕工事を行う理由として、経年劣化を防ぎ住民の安全を守る事があげられます。どんなに立派な建物でも時間には勝てず、15~20年に一度は大規模な修繕工事を行わなければなりません。
仮にこれらの修繕工事をしなかった場合、外壁や屋上からの雨漏りや手すりの腐食による崩壊リスクのアップが想定され、快適な生活が維持出来なくなります。メンテナンスのされていないマンションを購入したいと考える方はいません。よって大規模修繕工事を行わないと、マンションの資産価値が減少し取引がしづらくなります。
将来的にマンション売買を検討しているのなら、大規模修繕工事を行っているマンションを購入しなければマイナスになりやすいです。
マンションがスラム化してしまう?
アナタは「スラム」と聞いてどんなイメージを持ちますか?荒れ果てた街や建物に住む、あまり質の良くない人達を思い浮かべる方が大半でしょう。大規模修繕工事の中には、マンションの外観に関する施工も多いです。マンションの設備劣化も深刻な問題ですが、外観劣化を放っておくのも良くありません。
別の項目で説明した様に外観の劣化により購入希望の方が少なくなり、住民が減る可能性が高くなります。そうなると管理費や修繕費用の確保が難しくなり設備の劣化や環境の悪化に繋がりスラム化します。そうなるとより人が近づかなくなり、負のスパイラルに陥ります。
これらを未然に防ぎ、且つ美しい景観や快適で安全な暮らしを確保する為に大規模修繕工事が行われています。