起きやすいトラブルと対処方法

意見や費用の相違が原因?
多くの方が住んでいるマンションでの大規模修繕工事は時に、トラブルの原因となります。特に施工については住民全員が関わる事なので、その意見に相違があるとトラブルになりやすいです。
修繕の範囲がまとまらない。または修繕積立金が不足しているなど意見が対立して、修繕工事を行えない事も珍しくありません。修繕工事については話が進展しない限りは定期的に何度も話し合いの場を設ける必要があり、それが面倒だと感じる。あるいは他の住民と顔合わせをするのがストレスだと感じる方もいるでしょう。
これらを防ぐ為に近年では目安箱を設置して、アンケートで返答するところもあります。アンケートだと匿名性が守られているので、返答率が高く住民の声を聞きやすいです。
近隣住民とのトラブルも!
施工が始まると少なからず騒音が発生しますし、大規模な修繕工事になるとホコリや臭いが発生する事もあります。近隣のマンションで大規模修繕工事が始まった為、窓を開けると騒音を感じる。またはホコリが飛ぶので洗濯物を外に干せなくなってしまったなどの苦情が寄せられトラブルに発展します。
また窓ガラスや外壁などを施工している場合、部屋の中が見えてしまうケースがあり「見られている」と感じトラブルが生じる事もあります。
これらに関しては事前にしっかり近隣住民・マンションの住民にしっかりと告知しておく必要があります。その上でトラブルやクレームに発展する場合は、全て自分で背負わずに管理会社へ対処を依頼するのがベターです。